四季通り商店街

Aqua Nail「ネイルアートの魅力は芸術を持ち歩けること」

Aqua Nailさんの「お客様たち」

ネイルの道具

Aqua Nailのお客様はどんな方が多いですか?

うちのサロンは、料金設定が少し高めかもしれません。だから、例えば会社を経営されている方など、どちらかといえばバリバリお仕事をされている方が多いかな…。一方で、一生懸命お金を貯めて来てくださるお客様もいます。もちろんどちらも大切なお客様です。

お客様に実際に人気があるメニューなどはありますか?

私のお客様は「テーマ」だけを伝えてあとはお任せといった方も多いですね。例えば「今回のテーマは“自立”でお願いします」とか。

随分と抽象的ですね(笑)

そうですね(笑)。「〇歳になるからそのスタートを切るためのネイルをしてください」とか、目標のようなものをテーマにする方もいらっしゃいます。

例えば初めてのご来店で「お任せで」と言われたときはどんなふうにデザインを考えるんですか?

その方に合ったテーマを探るようにしています。服装や色の好み、好きな映画とか。いろいろな質問をしながら好みを探りつつ、大まかなテーマは決めていただいています。

好みをうまく伝えられない方でも、そんなふうにさまざまな角度からアプローチしてもらえるとうれしいでしょうね。今まで施術したお客様で印象に残るエピソードはありますか?

そうですね…。飼っていた犬が亡くなってしまって、その犬の顔をネイルに描いてほしいと言われたことがありました。

最初はとても心配したんです。だって、ネイルは1ヶ月ほど経つと削り落とすわけじゃないですか。それに耐えられますか?って確認しました。

するとご本人が「ひと月ネイルの中で一緒に過ごしながら、心を整理したい」とおっしゃって。それで描いたのが、片方には愛犬の似顔絵、もう片方には野原で一緒に駆け回るデザインでした。完成したネイルを見て、その方は号泣しておられました。

私も聞いていて、もらい泣きしてしまいそうです(泣)。それで、オフするときは大丈夫だったのですか?

ネイルをしに来たときには本当に悲しみに暮れている様子でしたが、オフしたときにはしっかりとしていました。もちろんまだ寂しさはあったでしょうけど…。

そのほかにも「家族の似顔絵を描いてほしい」とか、庭に咲いた花の写真を持って来られた方もいらっしゃいます。うちのサロンのお客様は、何かしらの思い入れを持って来店される方が多い気がします。それこそ時には「人生を変えよう」くらいの意気込みで

施術しているmiyoさん

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