2022年6月に、宮崎市中央市街地商店街の宮崎駅前商店街(あみーろーど)から四季通り商店街へ移転されたBOOZAのオーナーである後藤さん(写真:青いエプロンが後藤さん)を取材させていただきました。
たくさんのBOOZAファンが足繁く通うその魅力と、今後の新しい取り組みについて話をお伺いしています。
BOOZAさんの「歴史」
BOOZAさんのコンセプトを教えて下さい
女性でも気軽に立ち寄れる、お野菜をメインにした定食屋さんをコンセプトにしています。
四季通り商店街へ移転する以前のお店はカウンター席のみで営業していたのですが、街中で働いているOLさんなどが入りやすくなればと思い、移転後のお店には、カウンター席に加え、テーブル席も作りました。
「BOOZA」というお店を立ち上げたきっかけはなんだったのでしょう?
17年前に就労先の東京都から宮崎県に帰ってきました。
東京都ではアパレルのお仕事をしていたのですが、お店をやりたいと前々から考えていたんです。
当時は雑貨や服飾などを扱うお店を考えていたのですが、いろいろなことを経験し、最終的に飲食店をやろうと決めました。
その時には、メニューはお野菜メインで、というのは考えられていたのですか?
そうですね。
私もそうなのですが、お昼のランチでメニューによっては胃もたれをしてしまった経験があるかと思います。
そんな方でも食べられる、あまり胃の負担にならないような定食が食べられるお店があったら良いなと思っていたんです。
私はもともとお野菜に興味があったのですが、とあるパン屋さんで小麦粉と出会いました。
小麦粉は、パンや麺など、さまざまなものに加工ができます。
そういったご縁と、自分がやりたいのは定食屋さんだという気付きもあり、BOOZAを立ち上げました。

BOOZAさんといえば水餃子というイメージが強いですが、なぜメインを水餃子にしたのでしょうか
水餃子は、お野菜もたくさん摂れる上にヘルシーなんです。
当店でお出しするランチは、品数を豊富にし、いろいろな種類のお野菜が食べられるバランスの良い定食を目指しています。
女性はとても嬉しいですよね。器も素敵ですが、こだわっていらっしゃるんですか?
お料理はもちろんですが、器の見た目でも楽しんでただけたらと思ってこだわりました。
とてもおしゃれで温かみのある器が多いですね
私の友人に吉本 有季さんという陶器を作っている方がいて、その方に協力してもらいました。
「こういう器がほしい」とオーダーもできたので、とても助かりました。
他にも、近所にある民芸屋さんで購入することもあります。
器を作られる方には、季節ごとに器を作っていただいたりするのでしょうか
料理によってオーダーすることはあります。
器はあまり頻繁には変えませんが、提供する料理によって作ってもらったり、自分で選びに行ったりもします。
あまり見ない形の器もありますね
宮崎市鏡洲にある、山本 勘弥さんという方が登り窯という窯で作っている器も使わせていただいています。
数日間かけて夜通しで作る、昔ながらの貴重な作り方をされていらっしゃるんですよ。
素敵な器で、お料理もさらに楽しめますね!