四季通り商店街

510sゴトーチョウキン「服を着替えるように、アクセサリーももっと気軽に選んでほしい」

ゴトーチョウキンさんの「これから」

後藤さんが今後やってみたいことはありますか?

ターコイズの色々な指輪が展示されている様子

お仕事としては、先ほど少しお話ししましたが、ネット販売はやりたいです。県外からの問い合わせを受けることもあるので、そこに対応できるようになるといいなと考えています。

それから、県外でポップアップもしたい。もともと旅行が好きなので、例えば夏に1週間くらい旅を楽しみつつ、旅先でポップアップを開催するなどできたらいいですね。

あと、これはお仕事というより僕個人としてやりたいことなのですが、販売する目的ではなく、創作を楽しむためのオブジェのような作品を作りたいです

先日、東京へ行ったときに現代アートの展示会に行ったのですが、そこで見た作品がとても良かった。ミニチュアで作った架空の世界が広がっていて、自分も職人として“何か作りたい”という創作意欲をかき立てられました。

親の介護や仕事で結構バタバタしながら今までやってきたので、じっくり時間をかけて作品と向き合いながら制作してみたいというのはありますね。

最後に、四季通りにお店を構えるゴトーチョウキンさんとして、四季通り全体をどういった街にしていきたいですか?

もっとおもしろいお店が増えるといいなと思います。街に人を呼んでも、おもしろくなかったらどうしようもないのかなと。それぞれ個性があって、おもしろい人がお店を作って、そこが楽しい場所であれば、自然と人が集まってくるのではないでしょうかね。

四季通りに限ったことではなく、きっと街全体そうですよね。それは個人の努力だけでは難しい部分もあるので、お店を作って、運営もしやすくなるように、行政からのバックアップもあるといいのかなと思っています。

街ぐる取材班 編集後記

黒田千鶴

ライター
黒田千鶴

性別や年齢問わず身につけられるゴトーチョウキンさんのアクセサリー。デザインはシンプルなものが多いですが、そこには身につけてくださる方への思いがたくさん詰まっていました。

手作りの什器や商品が並ぶ、温かくオリジナリティにあふれた店内には、後藤さんの自由で穏やかな人柄が反映されているように感じます。

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