宮崎市中心市街地商店街のハイカラ通り商店街にお店を構える「 laksa
」さんへ取材にお伺いしてきました。
本格的なシンガポール・マレーシア料理をご提供されているlaksaさんは、お客様はもちろん、街中で働かれている方々の中にもたくさんのファンがいらっしゃいます。
ぜひご覧ください!
laksaさんの「きっかけ」
ハイカラ通り商店街に出店されたきっかけや理由を教えてください
僕は出身が宮崎県日南市なので、当初は日南市でやろうと思っていました。
でも家賃などが宮崎市内と比べてあまり変わらなかったので、だったら人が多い方がいいと思ったこと、あとは物件を内見して、この広さだったら1人でできる範囲だと判断したこともあり、この場所にお店を構えることを決めました。
開店当初からお一人でお店をやられる想定だったんですね
そうですね。
イベントの時は手伝ってもらうこともありますが、基本は1人で営業しています。
最初にお店を探された時も、街中がいいなという思いがおありだったのでしょうか?
いえ、当時空いている物件をいくつか見せていただいて、その中でここがサイズ的に良かったんですよね。
お1人での営業は大変じゃないですか?
慣れると楽ですよ。
人を雇ったことがないので実際どうかは分からないですが、楽だと思います。
ただ、イベントでお店を出店するときなどにお手伝いをお願いすることはありますね。
シンガポールやマレーシアのそのお料理を始められたのは、きっかけがあったのでしょうか
僕は8年ほど前まで東京都に10年間住んでいて、そのときにこういう多国籍系のお店でお世話になっていました。
宮崎県は鶏肉やお野菜も美味しいし、気候も暖かいですよね。
東南アジアの国も暖かく、似ている部分も多かったので、多分合うかなと思って始めました。
「laksa」というお名前の由来を教えてください
ラクサっていうお料理があるのですが、そのお料理の名前から来ています。
屋号を決める時に、3文字ってわかりやすいじゃないですか。
それと、名前で「だいたいこんな感じの料理やってるんだ」というのもわかりやすいので、「laksa」にしました。
ラクサというお料理はどのようなお料理ですか?
ラクサはスープヌードルです。
一言でいうと、ココナッツミルクとエビのラーメンでしょうか。

どちらのお料理ですか?
いろいろな国で食べられている料理ですが、よく食べられているのはシンガポールとマレーシアです。
家庭料理になるのでしょうか
いえ、東南アジアは屋台文化が根付いているんですよ。
おそらくですけど、家にキッチンがあるところ自体少ないらしいんですよね。
僕も住んだことはないので詳しくは分からないですが、食事は屋台で済ませる方が多いようです。
生活に馴染みのあるお料理なんですね
そうですね。
シンガポール、マレーシア料理の特徴と魅力を教えてください
さっきも言ったように屋台文化が根付いている中で、シンガポールに関して言うと、いろいろな人種がいる中で中国系の華僑
がルーツという人たちが多いです。
なので、おそらく中国料理がベースになっているのではないかと思います。
マレーシアではココナッツミルクをいろいろな料理に使います。
マレーシアとシンガポールで共通しているのは、お料理が茶色いというイメージがあることですね。
茶色いというと、お肉料理が多いということでしょうか
そのイメージがありますね。
お肉と言っても、宗教の関係があり、豚か牛が食べられないので鶏肉がメインなんですよ。
鶏肉はそういった宗教を信仰している人でも食べられるので、鶏肉の料理が多いのではないかと思います。
日本ではなかなかないことですよね
そうですね。
laksaさんのロゴもニワトリがモチーフになっていますが、こちらはご自身で描かれたものですか?
いえ、あれは地元の先輩で、切り絵をしているアーティストの方が作ってくれました。
絵ではなく切り絵だったんですね!
そうです。
コピーですが店内にも飾っています。
細部までこだわられていますね。かっこいいです!
