若草HUTTEさんの「街への想い」
イベントを多くされていらっしゃいますが、商店街の中での交流はいかがでしょう
それぞれのお店同士で仲がいい、ということはありますが、街中の関わり合いとしては薄いとは思います。
ここに来てまだ5年なので、その前のことは知らないんですけどね。
今はそれぞれで情報発信もできるので、個別でやればいいという方もいるだろうし、そもそも商店街の組合も入らないという方もいらっしゃいますよね。
でもせっかく「街」として捉えるとしたら、個性的なお店がいっぱいあるので、もうちょっと一体感を出すと、もっと力が発揮できるんじゃないかな、と思うんです。
これは理想なので、現実的にはなかなか難しいところもあると思いますが。
この商店街を含む街について、こういう風になっていったらいいなというのはありますか?
その街を作る人たちの世代が変わってきている、というのはあると思います。
ですが、街を作ってこられた方々が守ってきた歴史や、守ってきた方々、先輩方の志を引き継ぎつつ、今いる人たちの新しいやり方や価値観に変えていかないと、魅力は出ないかなとも思います。
それをまずは自分たちが、自分の店を頑張って、それぞれの魅力を出すということが1番大事ですよね。
そこからお店同士がもっと繋がっていければいいなと思います。
では最後に、今後の若草HUTTEのビジョンを教えて下さい!
まずは地元美郷町の地域の持続という元々の目的があるので、そのためにもまず、私たちがここを持続していかなければならないなとは思います。
街に根付いてきたというか、ちょっとずつ街に若草HUTTEが浸透してきたのかなと思えたりすることもあったんですね。
でも、まだまだ全然知られてないなというときもありますが(笑)
街の1つの風景として、当たり前に若草HUTTEがあるという状況になることがベストなのかなと思います。

街ぐる取材班 編集後記

ライター
髙森 涼
外観から、とても雰囲気のあるおしゃれなカフェ、と思っていましたが、実際は山と山、山と街、人と人をつなぎながら、オーナーの今西さんの地元である美郷町のことを知ることが出来る場所である、ということを知ることができた、とても貴重な時間でした。
若草HUTTEさんのInstagramやFacebookでは、販売されている商品のことだけでなくイベント情報も発信されています。
山と、街と、人とつながるきっかけに、ぜひ若草HUTTEさんへお立ち寄りください!